目次
はじめに
こんにちは。YUKI(@shisha_yuki117)です。
今回も「考えるエンジンちゃんねる」を題材にした議事録作成企画第2弾です。「考えるエンジンちゃんねる」は、コンサルティング業界を初めとするビジネスマンの教訓をカジュアルに学べる動画コンテンツです。
今回は言語化力に関する内容です。詳しい動画は以下をご覧ください。
メモを取るポイントは次の3つ
・一字一句聞き逃さない
・文体は気にしない
・文章化すると同時に頭でストーリーを描く
1.一字一句聞き逃さない
これは最低限守るべきことですね。議事録には①発言をすべて記載した「記録・証拠としての議事録」と、②議論の論点や決定事項を記載した「備忘録としての議事録」の主に2つに分けられると思います。どちらの場合も、一字一句聞き逃さずにメモにしておくことで、構造化する際、全体の流れのスムーズな把握につながったり、カギとなる発言を見落としてしまうというケースを防げます。
2.文体は気にしない
言い回しや、構成を意識してしまうと、発言を聞き逃してしまうリスクが出てきます。それを防ぐためにも、自分なりの略語などを使い、メモを完成させてください。文体の修正は後からでもできるのでまずは発言を一字一句聞き取りましょう。
3.文章化すると同時に頭でストーリーを描く
これは少し高度なテクニックかもしれません。議事録担当だからといって会議で発言しないというのはNGです。いきなり意見を求められる場合もあるかもしれません。
また、会議をファシリテートしつつ、意見を文章化・構造化する際には頭でストーリーを描くことがカギになったりします。なぜならば、ファシリテーターというのはただ議論を拡散させるだけではなく、議論の方向性を気づきであったり結論、突破口のきっかけに結び付けることが必要になるからです。
そのためにも、議論全体がどんなストーリー性を持って進行しているのかを意識しましょう。
そんなこんなでの雑メモ。
構造化、します。
さきほど書き切ったメモを次は構造化していきます。
これは非常にシンプルな作業で、①言い切りの形にすることと、②論点を明確にすることを意識します。
はじめのうちはうまく書けないこともありますが、誰かにレビューしてもらったり、別の人が書いた議事録を見て勉強してみると良いでしょう。
ちなみに外資系うさぎのちょこさんが書かれた議事録は非常にユニークかつ勉強になるのでおすすめです。参考までに…
私が作成した議事録は次のようになります。
「言語化力」を鍛えるきっかけ、沢山ありますよね。
「言語化力」のポイントは2つ以上浮かべて、その中からどれかを選択する繰り返しでした。
一見難しいように思えても皆さん意外とこういった思考を無意識のうちにしていると私は思います。
例えば、ランチのお店を探すとき、みなさんはどのように探しているでしょうか?
・Webブラウザで検索する
・アプリ「食べログ」で調べる
・近所を歩いて良さげなお店に入る
このような選択はどんな経緯があって行われたのでしょう。
・Webブラウザで検索する
⇒Microsoft EdgeかGoogle Chrome、その他のブラウザの選択
・アプリ「食べログ」で調べる
⇒「ホットペッパー」や「ぐるなび」などから敢えて「食べログ」を選択
・近所を歩いて良さげなお店に入る
⇒外観や香り、お客さんの入り具合を考慮して選択
少し動画のアプローチとは違いますが、無意識的な選択をしているのです。
大切なのは、無意識ではなく、意識的に選択してみようということです。まず選択を思い浮かべて、理由を踏まえ、選択する。
『考えるエンジンちゃんねる』の紹介
本日の題材だった「言語化力」の磨き方。人に伝えたり、説得する際に様々な能力を活用していると思います。今回は言葉やそれを伝えるスキルに関する題材でしたが、もっと原点に立ち返って学ぶことが出来る動画があります。
それが次の品川さんの動画です。
詳細は割愛しますが、若手の下積み時代で徹底すべきこと、当時の失敗について熱く語られているので非常におすすめです。
また、当チャンネルを運用している高松智史さんは書籍も出版されているので要チェックです!!
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回もYouTube動画を参考に議事録を作成しました。リモートワークが普及している現代では、リモート環境だからこその言語化の難しさを感じることがあると思います。そういった課題に積極的に立ち向かい、今回の記事を参考にしていただけると幸いです。
今回もお読みいただきありがとうございました。